エディンバラフェスティバル概要・チケット・ホテル予約は早めに!

スポンサードリンク



全く何も知らずに深夜に勢いで来てしまったエディンバラ。

夜のヘイマーケット駅は本当に真っ暗で田舎の何もないところに来てしまったかと思っていた。

が、翌朝明るくなるとやはりそれなりに賑わっている。

とりあえずの観光でエディンバラ城方面に向かってみた。

むしろエディンバラ城くらいしかエディンバラのことを知らないといってもいいくらいだ。

遠くから見ても岩山に囲まれているエディンバラ城。

近づくにつれて岩山のすごさ、そして高い場所にあることがより強調されていく。

岩山自体は城が築かれるずっと以前からある自然のもので、昔から要塞として使われていたらしい。

エジンバラ城までの道中、結構坂道や階段が続く。

世界各国から兵士が参加するミリタリー・タトゥー

エディンバラ城の隣に何やら謎のドーム型の建物があるのが遠くから見える。

一体何だろうか?

城の隣にドームとは似つかわしくないし雰囲気ぶち壊しではないのだろうか?

着いてみるとドーム内は広場になっていてどうやらミリタリー・タトゥーというフェスティバルの会場らしい。

ミリタリー・タトゥーは3週間に渡ってエディンバラ城で各国から集まったチームにより音楽・パフォーマンスが毎晩催される大イベント。

兵士たちの行進や伝統楽器の演奏、ダンスが華やかに展開されていて、日本の陸上自衛隊の参加も話題になっているので日本人の参加も多い。

エディンバラ城はライトアップされ、フェスティバルチケットの入手はかなり困難らしいのだ。

エディンバラ・フェスティバルとは?

何も知らずに来てしまったエディンバラだったが、実は夏の時期はこんな風にエディンバラ・フェスティバルが開催されていた。

場所はエディンバラ城だけではなく、各地の会場、ストリートを含む街中。

大小本当に多岐にわたるパフォーマンス、ショーが同時期に一斉に行われる。

エディンバラ城のミリタリー・タトゥーはむしろその一部にすぎない。

夏の時期のエディンバラではエディンバラ・国際フェスティバルやエディンバラ・フェスティバル・フリンジ、さらにはエディンバラ国際映画祭、エディンバラ国際ブック・フェスティバル、ジャズ&ブルースフェスティバルなど10以上のフェスティバルが開催されている。

これらすべてを総じてエディンバラ・フェスティバルと呼ばれているようだ。

ただし、それぞれのイベントの主催や形態は全く別である。

古い歴史的な街だとばかり思っていたエディンバラは完全にフェスティバルの都市として有名らしいのだ。

チケットやパンフレットもあちこちの売店やサイトで売られていて料金はピンからキリまであり、有名な出演者がいる公演などは何万円もするものも。

多くのイベントは当日券があるが、人気のあるものは前売りで早々に売り切れてしまうらしい。

フリンジ・フェスティバルは公式ショップもあって面白い。

エディンバラ・国際フェスティバル

エディンバラ城からまっすぐ伸びる石畳の道ロイヤルマイルを少し歩いたところにあるザ・ハブ(The Hub)と称されるゴシック建築が拠点。

開催時期は7月〜9月にかけて様々。

オペラ、演劇、音楽、バレエ、ミュージカルなど多岐にわたる分野で世界各地の芸術家による公演が行われている。

過去には蜷川幸雄氏演出の「マクベス」(1985)が上映されたりもしている。

誰でも参加できる芸術祭エディンバラ・フリンジ・フェスティバル

ロイヤルマイルを中心とした町中のあちこちではフェスティバル・フリンジ(実験的な劇)といって劇やパフォーマンスが行われている。

世界中から多様な大道芸人たちが集まる場所として世界最大のパフォーマンス芸術祭として注目されているようだ。

ただ歩いているだけで本当にいくつものパフォーマンスを見かけることができるし、路上に関しては観覧も基本無料だ。

開催日程は8月の3~4週間。

そしてなんとこのフリンジ・フェスティバルはアマチュアであろうがプロであろうが、あるいは知名度があろうがなかろうが、誰でも参加できるオープンなイベント。

登録をして、参加費用を払うだけで正式出演者としてパフォーマンスが可能になる。

屋外の路上であればかなり格安で大小会場を借りる場合はそれなりの料金がかかるようだ。

自分の体一つで飛び込んでいって、ストリートで音楽を演奏したり、道端で何らかのショーをする人もいたり。

通行人らのチップが得られれば、それがそのまま収益になり稼げるというわけだ。

うまくいくかどうかはその人のパフォーマンス次第。

コメディー分野でのショーも多く、旅の途中でお小遣い稼ぎという位置付けで大道芸をする人もいるそうだ。

また、コスプレをして立っているだけの人もいるが、一緒に記念写真を撮る要望が多いようでそれだけでも稼げるのだろう。

もちろん路上の大道芸だけではなく、近くの場所で国際的に有名な劇団の大々的なショーもあったり、わりと大きめの音楽演奏会もあったり。

このフリンジ・フェスティバルには日本人アーティストの参加も多く、告知も多く見かけられた。

とにかく競争は激しいだろうが、芸に自信がある人なら参加する価値があるかもしれない。

ロイヤルマイル周辺は何しろものすごい数の通行人、観覧客がいるので、いきなり参加しても何らかの喝采につながる可能性は十分にある。

夏のエディンバラはホテルが高額

私は偶然にもこの時期来てしまったが、とにかく8月はエディンバラ中が賑やかだ。

その影響でこの時期はエディンバラ中がホテルが予約でいっぱいでなかなか取れなくなってしまう。

フェスティバルのことをあまり知らずに渡航した私は驚いた。

ロンドンやイギリスのほかの地域では8月の直前予約でも問題なくホテル予約が取れるし、さほど高くもない。

が、エディンバラは違っていた。

原因不明だと思っていたが、その理由はフェスティバルにあったのだった。

この期間中はずっとフェス参加者がいてとにかく中心部ではなかなかいい条件のホテルが見つけづらい。

もし渡航が決まっている場合は早め早めに予約するのがいいだろう。

そしてフェス以外のエディンバラ観光のみが目的ならば夏は避けた方がいいのかもしれない。

スポンサードリンク



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です