パリのレンタル自転車ヴェリブ(Velib’)が超便利!使い方解説

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Velib’(ヴェリブ)とは?

ヴェリブ(Velib)とは、パリにあるものすごく便利な自転車レンタルシステムのこと。

パリ市とその周辺の至る所に貸出しと返却が出来るステーションが設置されており、どこで借りてどこで返してもOK。

パリ市内では数十メートルから遠くても数百メートルおきにステーションがあるので場所に困ることはない。

無人、年中無休、24時間営業で観光客のみならず、今ではパリの市民にも定着し、多くの人に利用されている。

観光の場合、ホテルの近くで借り、目的地近くで返却、また移動時にレンタルということを繰り返しながらあちこちを周ることができる。

借りて移動し、雨が降ってきたから、近くのステーションに返却して後は電車で移動してもいい。

自転車は3段ギア付きでサドルの高さは調節可能となっている。

またハンドルには大きなかごが取り付けられている。

Velib’(ヴェリブ)のレンタル方法

Velib’(ヴェリブ)の借り方はすごく簡単で自転車ステーションに必ず設置されている自動登録機で手続きをする事ができる。

この自動登録機は日本語にも対応し、支払いはクレジットカードで行う。

レンタル期間を選び、クレジットカードを差し込み暗証番号を入力。

1日だけレンタルもできるし、7日レンタルも可能。

登録料は1日1.7ユーロ、7日8ユーロなので7日の方が1日あたりの料金は安くなる。

滞在期間によって選ぶとよいだろう。

レンタル時に150€のデポジットが必要となり、自転車を返却しなかったりした場合、自動的にカード使用分で引き落とされることになる。

次にレンタル用の暗証番号(毎回の利用時に必要)を決定し、入力する。

この番号はヴェリブ利用の際には毎回必要となってくるので、覚えておく必要がある。

その後、実際にレンタルする自転車の番号を指定すると、自転車のロックが外れ、いつでも自転車を借りる事ができるようになる。

Velib’(ヴェリブ)の自転車は壊れていることも多いし、広いステーションだとレンタルする自転車の番号が遠くからは見えないことも多いので、前もってじっさいに借りたい自転車と番号をチェックしておいた方がいいだろう。

タイヤに空気が入ってなかったり、ギアが壊れている事もおおい。

問題なければそのまま出発が可能。

ヴェリブ利用時は30分以内ごとに返却するのがお得

Velib’(ヴェリブ)は30分間は無料で使え、それ以降は30分ごとに1ユーロずつ加算されていくシステム。

30分以内ごとにどこかのステーションに返却すれば、使用料がかからない。

なので、ものすごく長距離移動する際などは道中で一度返却し、再度レンタルした方が良い。

こうすることでなんと実質借り放題で使用する事ができる。

実際にはパリの中心部で30分以上自転車に乗り続けるということはめったにない。

個人差あると思うが、相当遠くまで移動しようと思わない限りほぼほぼの移動は30分以内でできてしまうわけだ。

Velib’(ヴェリブ)の返却方法

返却どこでもとても簡単にでき、ステーションに空きがあればそこに自転車を差し込み自動ロックがかかるのを待つだけ。

自転車がきちんとスタンドにロックされると「ピピッ」という音とともにランプが赤色から緑色に変わる。

もしきちんと返却がされていないと保証金をとられてしまうので注意が必要だ。

また、せっかく時間内に自転車ステージョンに返却しに行ったのに、空いているスタンドがないという場合もあるであろう。

30分ギリギリの場合は少し焦るが、その場合は自動支払機の画面で登録ナンバーを入れると、無料レンタル時間を15分延長することが出来る。

また自動支払機では近くの自転車ステーションの空きスタンド数も調べることも出来る。

フランスにおける自転車の交通ルール

フランスでは日本より交通ルールが厳しく設定されているので自転車を使用する際には気をつける必要がある。

  • 自転車は歩道を走ってはならない。

パリ市では自転車専用通路の整備を進めているが、基本的には自転車は車両扱いとなり、必ず車道を通らなければならない。

また、パリ市民の車の運転はとても乱暴であるので、くれぐれも事故に巻き込まれないよう、気をつけながら運転しよう。

  • 一方通行道路は逆走してはならない

一部、自転車のみ逆走を認められている道路もある。

  • 夜は必ずライトを点灯させよう

ヴェリブは常に点灯するようになっているのでこの点は特に気にしなくてもよい。

  • 自転車は2台横並びに走ってはいけない

大勢で自転車委乗る場合は、縦一列で走るよう注意しよう。

パリの道は複雑なので、観光に出る前に、あらかじめ地図で目的地までに一方通行の道がないかどうかなどを確認しておくと、迷うことなく、スムーズに目的地まで行くことが出来るdsろう。

また雨の日は、石畳の凸凹道は非常に滑りやすくなっているので注意が必要である。

日本のレンタサイクルについて

このヴェリブ導入によってパリの自転車問題はかなりの解決されたらしい。

日本みたいに放置自転車が問題になることもないし、自転車置場に困るということもない。

機動性はかなりアップする。

さっさと日本もこれを導入したらいいだろう。

東京23区内、そして京都市内中心部は設置しても需要は多くあると思われる。

何より既存のレンタサイクルシステムは外国人にとって使いづらすぎる。

営業時間が限られていたり、対面受付が必要だったり、身分証まで必要な場合がある。

ましてや日本人は英語対応が苦手なので対面受付ほど互いにとって不便なものはないだろう、。

無人で十分だし、身分確認やデポジットもクレジットカードでOK。

短期滞在、場合によっては長期滞在者の外国人にとっては非常に使いやすくなること間違いなしのはずだ。

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