ダブリンバイクス(Dublinbikes)とは?
ダブリン市内の移動でかなり観光に役立つのがレンタル自転車のダブリンバイクスだ。
システムとしてはパリにあるヴェリブ(Velib)とほぼ同じで、ダブリン中心部100ヶ所以上ある自転車ステーションで借りた自転車を24時間他のどこのステーションにでも返却できるという2009年より始まったシステム。
無人でクレジットカードがあれば国外から来てもすぐにレンタルすることが可能。
自転車に乗るのが苦じゃなければトラムや徒歩に比べてはるかに快適な交通手段になる。
街中を歩いていると度々自転車ステーションを見かけるので適当な所で借りて、移動し都合のいい所で返却すればよい。
年間契約もできるが、観光用に便利なのは3日間のレンタルだろう。
ロンドンのSantander Cyclesに慣れているとアプリでレンタル管理できないのがちょっと不便かもしれないが、日本からすると格段に便利なシステムだ。
日本もさっさとこれくらい便利なシステムを導入すべきだろう。
少なくとも東京と京都では十分に生産性が上がるだろうし、放置自転車は減り、来日外国人にとっては便利なことこの上ない。
ダブリンバイクスのレンタル方法
街中の至る所にあるレンタルステーションに設置されている発券機を使ってレンタルすることができる。
時々、クレジットカードカードに対応していないタイプのものもあるが、対応タイプを使うと便利。
公式サイトのステーションマップを参照すると、レンタルステーションの場所だけではなく、自転車の設置台数、レンタル可能台数、そしてカード使用の可否などの情報が全てリアルタイムで掲載されている。
今いる場所の近くで一番都合のいいところでレンタルし、返却する事が可能というわけだ。
旅行だとしたら3日間チケットが一番使い勝手がいいかもしれない。
料金は3日間で5€で、24時間いつでも何度でも使用(返却)可能。
ただしレンタルに関しては深夜借りれないので夜遅い時間は注意が必要だ。
別途時間料金が発生し、レンタル後30分以内に返却すると無料。
それ以上の使用は別途料金が発生する。
ほか、デポジットが150€必要だが、きちんと返却すれば料金がとられることはない。
3日間チケットの購入
画面の指示に従って入力し、3日レンタルを選択した後、クレジットカードを挿入、決済。
その後、PINコードを決定入力し、チケット発券完了となる。
チケットはプリントアウトされてくる。
3日間チケットで実際にダブリンバイクスをレンタル
続いて実際にレンタル。
その場にある自転車の中で実際に借りたい自転車を選択し、番号を覚えておく。
全部同じだが、時々不備があったり壊れていたりすると二度手間になるのでレンタルに前もって見ておいた方がいい。
その後、自転車ステーションの初期画面でダブリンバイクス(db)を借りる項目を選択し、プリントアウトされた3日チケットに記載のID番号を入力。
さらに初期に設定したPINコードを入力し、借りたい自転車の番号を入力。
60秒以内に選択した自転車を各スタンドのボタンを押して取り出す事でレンタル完了。
ダブリンバイクスの返却方法
返却はどこのステーションのどのスタンドでも24時間可能。
レンタルした時と逆の流れでスタンドにがっしり入れ、ピピっと音がしたら返却完了。
使用にあたって
30分まで無料なので30分以内に返却しながら3日間使うのが一番いいと思う。
長時間使う場合も返却してまた借りるのを繰り返すというわけだ。
どこかに停める時は鍵をかけられるが、近くの自転車ステーションを探して停めてしまった方が料金も安く済むし、リスクが少ない。