サンタンデール・サイクルズ(Santander Cycles)とは?
ロンドン市内の自転車レンタルシステム。
市内の至る所にある自転車ドッキングステーションのどこでも自転車を気軽に借りることができ、どこで返却してもOK。
観光に便利でちょっとした移動では地下鉄より良いだろう。
2010年より導入され、バークレイズサイクルハイアー(Barclays Cycle Hire)という名称だったが、2015年よりサンタンデール銀行がスポンサーになり名称が変更されたらしい。
サンタンデール・サイクルズ(Santander cycles)のレンタル料金
1日(24時間)契約料金が2ポンドのほか利用時間に料金がかかる。
利用時間30分までは無料で、30分を超える場合は30分ごとに2ポンドがかかる。
レンタルし30分ごとに返却することを繰り返せば、2ポンドのみでずっと借り続けることが可能。
パリのヴェリブ(Velib’に)そっくりだが、実はヴェリブの影響からロンドンでもこの自転車システムを構想したようだ。
サンタンデール・サイクルズ(Santander cycles)のレンタル方法
まず自転車の置かれてあるドッキングステーション行って借りることになるが、レンタル方法は設置されている発券機を利用するか、アプリでレンタルするかのいずれかになる。
もし発券機を利用する場合でもアプリはものすごく便利なのでインストールしておいた方がいいだろう。
便利すぎるモバイルアプリでのレンタル
Wifiなど環境があればアプリでレンタルする方が遥かに便利。
アプリを使うと、ドッキングスターションの場所やその検索、自転車の空き状況がリアルタイムで把握でき、アプリ上で支払いまで完結する。
現在の位置情報も表示されるので、どこに行ければレンタル・返却ができるかが視覚的に分かりやすい。
ロンドン市内至る所にあるドッキングステーションだが、それでも探すのが面倒だったり、希望する場所でレンタル・返却ができない場合がある。
アプリを使えば、そんなちょっとした面倒すらも解消されるわけだ。
登録にはクレジットカードが必要。
地元の人や長期滞在の人は年間契約もできる。
私の知りうる限り現状世界で一番便利なレンタル自転車システムだと思う。
モバイルアプリでのレンタル方法
アプリを開くと地図上に現在地、各ドッキングステーションの自転車の数、空いている駐車ポイントの数が一目で分かるように表示される。
地図では場所の検索もできるので目的地の近くにドッキングステーションがあるかを探すのに役立つ。
そんな中で希望のドッキングステーションを指定、あとはアプリ画面の指示に従っていくと画面上に貸出番号が表示される。
その後、借りたい自転車の左脇にあるボタンにこの5桁の数字を入力。
しばらくするとボタン横のランプが青色になるのでそしたらレンタル可能になったということ。
そのままその自転車を取り出すことができる。
力強く引き抜かないと抜けないことも。
なお、番号を入力しても何故かエラーになる場合は他の自転車に変えることでエラーが出ない場合が多い。
モバイルアプリを使うと、誰とも話さず、クレジットカードや現金も出さず、モバイルだけで自転車のレンタルが完結してしまう。
現地にしばらく滞在するのなら使わない手はないだろう。
近距離移動の場合は地下鉄よりはるかに便利でむしろ速い。
ドッキングステーションに設置された発券機を利用してレンタルする方法
各ドッキングステーションには発券機が設置されているが、画面上の項目に従い、クレジットカードを利用して支払い、レンタルすることができる。
日本語の利用も可能なので、簡単。
手続きが終わると、レンタルに必要な番号が書かれた貸出票がプリントアウトされて出てくる。
借りたい自転車の左脇にあるボタンにこの5桁の数字を入力。
しばらくするとボタン横のランプが青色になるのでそしたらレンタル可能になったということ。
そのままその自転車を取り出すことができる。
サンタンデール・サイクルズの返却方法
これも公式アプリを使えば簡単にドッキングステーションを探すことができる。
自分にとって一番都合のよい場所に返却できる方がいいだろう。
返却方法はすごく簡単。
ドッキングステーションに着いたら、空いている場所に自転車を入れるだけ。
きっちり挿さるとランプの表示が青色に変わり返却完了。
色が変わらない場合は、ちゃんと挿さってないので勢いよくがっちり自転車を挿せばよい。
ロンドンでの自転車の利用方法
利用にあたって自転車レーンの線が書かれてある場所ではそのまま自転車レーンを走ればよい。
だが、何も書かれていない場所は基本車道と同じ場所を走り、車と同じ動きをすることになる。
人が歩いている歩道を走ってはいけない。
なので結構スピードを出さないと危ないかもしれない。
他の自転車も皆スピードが速い。
まるで競争をしているようだ。
あと、どこかに立ち寄る際は、近くのドッキングステーションを探して毎回返却することだ。
その辺りに停めていて盗まれてしまったらどうしようもないし、毎回30分以内に細かく返却することによって利用時間ごとの料金が一切かからない。
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